遺言書の種類と効力の違いについて

遺言書の効力について

故人に財産があった場合、通常は民法による規定に従って遺産を相続人が分けることになります。このことを法定相続と言い、相続する人のことを法定相続人と言います。
遺言とは、被相続人が亡くなる前に自身の意思を表示した書類の事を指します。被相続人が死後にその効力が発生します。しかし、一定の条件を満たしていない場合には、無効となってしまう可能性もありますので、書類を作成する場合には注意が必要です。

遺言書の作成方法について

書類の作成方式には、普通方式と特別方式の2つの方式があります。特別方式とは、病気で死期が近いという人や感染症などの理由で隔離が必要となっている人に認められているものです。
また、普通方式はさらに3つの種類にワケられています。それが、自筆証書・公正証書・秘密証書です。

3つの証書の違いを理解しましょう

自筆証書は、いつでも簡単に自分一人で作成することが出来ます。特別な手続きや費用は必要なく、何度でも書きなおすことが出来ます。一方で書類を紛失したり、第三者により偽造される可能性があります。さらに、条件を満たしていないなど不備が見られた場合には、効力が無くなる場合もあります。
公正証書の場合は、公証人が作成してくれるため、無効になることはほぼありませんし、死後の検認手続が不要であるというメリットがある一方で、費用が必要になる、そして、2人以上の証人の立会が必要です。
最後に、秘密証書です。これは、作成する場合には、代筆やパソコンを使用しても構いませんが、公証証書同様費用が掛かりますし、他から比べると手間が掛かります。
一度作成した遺言書を取り消したいという場合には、自筆証書の場合にはそれを破棄することで撤回することが出来ますしそれ以外の場合も手続きをすれば遺言を取り消す事が出来ます。”